健康管理とダイエットの違い

心とからだの健康づくり新聞

健康管理とダイエットの違い
三大疾病の罹患率は、体重が身長-100の方と身長-100に0.9をかけた標準体重の方でほぼ変わりがありません。そのため健康管理として、身長-100を目標体重とし、日々取り組みを行っている方も多いと思います。他方、ダイエットとして取り組む場合はどうでしょうか。せっかくトレーニングしているのだから腹筋が割れたい、ウェストがくびれて欲しいなどでは、体脂肪率を減らす必要があります。健康管理では20〜25%くらいを目標としますが、ダイエットでは12〜15%まで下げないと効果を感じません。これは、腹筋が割れてくる状態です。正確には、脂肪が少なくなり腹筋が見えてくる状態。このような身体の変化がダイエットの効果です。

ダイエットと食事管理
人間の身体は、食事で作られ運動で調整されます。朝の低代謝時間を有効に使ったり、酸化された油を摂取しないなどは日々行っていると思いますが、ダイエットを目的ではもう少し変化が必要です。日本食が豊食であることが理由です。生産者さんの努力により、質の良い肉類や有機野菜や豊富な海産物のおかげで私達の生活は豊かになっていますが、同時に栄養過多な食事にもなっています。健康管理では、体内で生成できない必須アミノ酸の摂取など、必要な成分を摂取することが大切ですが、ダイエットでは必要以外の余分な成分を摂取しないことが大切です。例えば、一般的にお肉にはタンパク質20%、炭水化物20%、残りは脂質や食物繊維等々が入っています。食物繊維は腸をキレイにし便通をよくします。脂質も旨味を出してくれますが、身体から脂質や余分な物を減らしたいダイエットでは、これらは必要最低限で充分であり、サプリメントなどを利用して必要以外の成分を摂取しないように置き換えることが大切です。タンパク質摂取を目的とした場合には、含有量が多いプロテインを選ぶ必要があり、ダイエットでは95%以上、健康管理でも80%以上のプロテインが推奨されます。含有量が多いという事は不純物が少ないことです。ビタミンなども効果を発揮します。ビタミンCを摂取するために果物をたくさん食べていると必要以上の糖質が体内に入ってしまいます。このように余分なものを排除することがダイエットには必要です。身体の組成が変化し、基準体重が整えられれば、ほぼ自由に食事ができるようになりますからご心配しないでください。

サプリメントのリスクと効果
最後にサプリメントを含めた成分分類についてです。日本国内では、大きく分けて四つに分かれます。一つ目は、医療品となる成分で、資格者のみが扱えます。血圧を下げる等々の成分を製薬会社が研究調整し、医師が処方します。用法も一人一人に合わせて処方されます。二つ目は、同じく製薬会社が作り、薬局で販売されている薬(商品)です。医師が処方している薬と名前が似ていますが、内容は別物です。厳密に用法用量を合わせる事が出来ないため、緊急的な利用を目的としています。三つ目は、効果があるかもしれないが薬として開発はされていない成分が入った商品です。特定機能商品などです。用法用量はありません。四つ目はその他です。サプリメントはここに入ります。規制も最低限しかありません。アメリカ産のサプリメントなどは何が入っているかまで詳しく記す必要もないため、ドーピング検査で引っかかる事があります。しっかりとした知識を持って使用ないと、効果が無いばかりでなく身体に悪影響を及ぼすことにもなりかねません。また、余分な成分が多いタンパク質含有量の低いプロテインは、ダイエットにも健康管理にも不向きなだけでなく、体脂肪量を増やす原因にもなってしまいます。

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